2006-03-23から1日間の記事一覧

 読書: 廣松渉、大黒岳彦 「新カント派が遺したもの」

Cafeで昨日入手した『理想』の新カント派特集から、何本かの文章を読み散らかす。特に 廣松渉、大黒岳彦 「新カント派が遺したもの」 の、大黒さんによる新カント派の流れと背景の説明はとても参考になった。以下、極一部をかいつまんでみる。ヘーゲルが1831…

飯田泰三 『戦後精神の光芒 丸山眞男と藤田省三を読むために』、みすず書房、2006年 新刊。Description 8月15日を境にして、「一身にして二生を経た」丸山眞男と、「精神の運動を開始した」藤田省三。日本社会の精神の変容を深くみつめ続けたふたりの巨人の…