If Someone Lacked the Ability to Follow the Rule of Modus Ponens, Could He or She Adopt the Rule?

前回は、全称例化という推論規則*1が、それを知らない、わからない、身に付けていない人に、ただ示して教えるだけでは、わかってもらえない、その規則を採用してもらえないということを、飯田先生、Padro 先生の文献から学びました。今回は、やはりお二人の…

 If Someone Lacked the Ability to Follow the Rule of Universal Instantiation, Could He or She Adopt the Rule?

今日は推論規則について、一つ確認してみます。後日、もう一つ、推論規則について確認してみる予定です。ただし、予定しているだけで、その予定が実行できるかどうかは、今の段階では未定です。とりあえず、本日確認してみたいことを記してみます。 ごく基本…

 Dash or Prime, Which Is the Correct Reading of the Mark " ' "?

本屋さんで、出たばかりの 『数学セミナー』、2018年8月号、 を手に取り、中を見てみると、 田野村忠温 「ダッシュ、プライム」、 という記事を見かける。ちょっと興味を覚えました。拝見させていただくと、「えっ、それは知らなかったな」というようなこと…

 Philosophy Is Useful Because We CAN Prove It.

うちには小犬の nuhsnuh くんと、そしてたぶん犬だと思うのですが、小犬の Lisa がいます。先日、この2頭が話をしているのが聞こえました。何とはなしに聞いていると、Lisa が「哲学なんて役に立たない」と言っています。それに対し nuhsnuh くんが「そんな…

 Either Agnosticism or Idealism is Valid Because We Have a Proof of it.

本日は、ある証明を載せます。あるいは、証明なるものを載せます。以下の話については、半ば真剣に取っていただき、半ば真剣には取らないでください。なお、本日の日記も original な主張は何もございません。それではさっそく本論に入ります。 不可知論は正…

 Frege's Basic Law V is Inconsistent with Cantor's Theorem: A Proof Phrased in Terms of Injection.

本日は、Frege の基本法則 V が Cantor's Theorem と矛盾することの証明を与えます。Cantor's Theorem の証明は、しばしば全射の写像を使い矛盾を導くことでなされますが、基本法則 V が Cantor's Theorem と矛盾することの証明には、単射の写像を使い矛盾を…

2017年読書アンケート

2017年は散々な年でした。非常にきつい一年でした。これほどきついのは、私の人生ではほとんどなかったと思います。それぐらい stressful な一年でした。この状態はまだ続いています。今後もしばらく続きそうです。また、最近祖母が亡くなり、非常に残念です…

 The Liar Paradox, Curry's Paradox, and Russell's Paradox, Are All These Paradoxes of the Same Kind?

別々の paradox に見える the Liar paradox, Curry's paradox, Russell's paradox が、もしもすべて同じ paradox だとしたら、どのように思われますか? それらが同じ種類のものだとしたらどうでしょう? 同じ matrix, format から発現しているものだとした…

 Curry's Paradox: An Intuitive Argument. Appendices.

本日の日記の続きです。 補足項目 (1)*1 この補足項目 (1) で述べようとすることを、あらかじめ手短に記しておきます。 「Curry's Paradox により、不合理に陥る原因は、そこで自分自身に言及している表現を使用しているからだ。だから、そのような表現の使…

 Curry's Paradox: An Intuitive Argument.

Curry's Paradox の informal な論証を理解しようとすると、そこでは自分自身を指す表現が出てくるので、頭がこんがらがることがあります。そこであまり頭がこんがらがらない informal な論証を以下に示してみます。たぶんあまりこんがらがらないと思うので…

 The Story of the Bear of Berne in Switzerland

近頃、寝る前に横になりながら、次の本を読んでいます。 トマス・ペイン 『人間の権利』、西川正身訳、岩波文庫、岩波書店、1971年。 これは結構おもしろいです。この本については、昔『人権論』という題名で邦訳されていたとも思われるのですが、そのような…

 A Note on Thoreau's Civil Disobedience

最近、まったく日記を更新しておりませんでした。特に記すほどのことがなかったのです。今日も特にないのですが、あまり更新しないのもさびしいので、ほんのちょっとしたことを記します。私は論理学の哲学や Frege の論理学について特に勉強しているのですが…

 The Appearance of Otto Neurath in Modern Japan

既にご存じのかたもおられるかもしれませんが、つい先日まで、私自身気がつかなかった出版物に関する情報をここに記します。このあいだ、Otto Neurath の執筆した本の一つが日本語に翻訳され刊行されました。以下がそうです。 オットー・ノイラート 『ISOTYP…

 What Characteristics Does Leśniewski's Formula 'A ε b' Have?: Some Materials. Part 2

前回に続き、Leśniewski's Ontology の key term 'ε' を理解するのに有用な文章の列挙、part 2. 今回で完結です。 Czeslaw Lejewski ''On Leśniewski's Ontology,'' in: Ratio, vol. 1, no. 2, 1958, reprinted in Jan T. J. Srzednicki, et al. eds., Leśni…

 What Characteristics Does Leśniewski's Formula 'A ε b' Have?: Some Materials. Part 1

Leśniewski の logic について興味を持っておられるかたは、ほとんど絶無と想像されます。しかし、はやっていてもいなくても、人気があってもなかっても、それでも一応今日も Leśniewski のお話です。Leśniewski の logic はすごいのかどうか、私にはよくわ…

 Why Is It Difficult for Us to Understand the Only Primitive Term 'ε' of Leśniewski's Ontology?

私は、なぜ Frege が Russell Paradox に足をすくわれたのか、その原因究明に関心があります。Frege は自身の論理体系が Russell Paradox に遭遇するとわかった後、すぐにその体系に修正を施しました。これにより、この修正された体系からは、さしあたり、矛…

 2016年読書アンケート

時機を失していますが、昨年2016年に読んだ哲学、論理学関係の文献で、私の印象に最も残った文献の名前を以下に記します。一番印象に残ったのは次の短い論文でした。 Peter Schroeder-Heister ''Paradoxes and Structural Rules,'' in Catarina Dutilh Novae…

 For Quine, Why a Bound Variable is Existentially Committing?

Quine にとって、存在するとは、束縛変項の値であることであり (To be is to be the value of a variable)、変項の値となっていることが在ることとされていますが、ではなぜ変項の値となっていることが存在に関与する (existentially committing) ことになる…

 Why Quine Takes Existential Quantification to be Existentially Committing. Additional Materials.

前回の日記では、なぜ Quine は存在量化子を存在に関与するものと見なしていたのか、という疑問について、その答えと思われるものを若干記しました。彼によると存在量化子がなぜ存在に関与しているのかと言うと、論理学の存在量化子が、存在に関して語ってい…

 Why Quine Takes Existential Quantification to be Existentially Committing.

意外に思ったことで、なおかつ私には残念に思ってしまったことを記します。先日、次の本 Graham Priest Towards Non-Being, Second Edition, Oxford University Press, 2016 を拾い読みしていましたら、Priest 先生がこの本の Chapter 18: How the Particula…

 Why Everything Exists.

ちょっと意外に思ったことを一つ記します。分析哲学を学んだかたなら、次の論文 W. V. Quine ''On What There Is,'' in his From a Logical Point of View, 2nd ed. Revised., Harvard University Press, 1980, this paper was first published in 1948, 邦…

 Wittgenstein and L'Art brut

先日、次の本を購入し、 星川啓慈 『宗教哲学論考 ウィトゲンシュタイン・脳科学・シュッツ』、明石書店、2017年 その第1章、「ノルウェーにあるウィトゲンシュタインの「小屋」の跡に立って」を読みました。そこでちょっと感じたことを記します。 星川先生…

 A Housewife is Arrested on a Charge of Doing Household Chores. This is Because Her Actions are Violation of the Peace Preservation Law (Chian Iji Hou). It's No Joke, But a True Story.

数か月前に次の本が出ました。 内田博文 『治安維持法の教訓 権利運動の制限と憲法改正』、みすず書房、2016年。 購入して拝読したいと思いましたが、最近この日記で記しているように、私はここのところ精神が極度の抑鬱状態にあり、本書を読めば、治安維持…

洋書 Philip A Ebert and Marcus Rossberg eds. Abstractionism: Essays in Philosophy of Mathematics, Oxford University Press, 2016 Paolo Mancosu Abstraction and Infinity, Oxford University Press, 2016 Hartry Field Science without Numbers, Sec…

A Housewife is Arrested on a Charge of Doing Household Chores.

現在、心の病院に通院中です。前よりましになってきましたが、不安定です。勉強が進みません。語学を少しずつ、やり続けているという状態です。

 精神医学関係

最近入手した文献の名前を記します。途中から精神医学に関係してくる文献をいくつか掲げます。心が疲れている人がいましたら、その疲れに対し、参考になりそうな文献です。よろしければご覧ください。たぶんお役にたてると思います。 和書 三島憲一 『ニーチ…

入手文献: 精神医学関係

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。以前から述べておりますとおり、ここのところ、精神的に抑鬱的状態にあります。しかし、段々上向きになってきました。現状を打開すべく、いろいろと動き回り、状況に変化を持たせようとし…

 Why Contraction-Free Logics Aren't Convenient for Most of Us?

(最近、精神的に疲労困憊し、しばらく寝込んでしまいました。不安を和らげる薬を生れてはじめて飲んで、心を落ち着かせようとしているところです。以下に掲げる文章は、寝込んでしまう前に大部分を書きました。ただし心穏やかでない時期に書いておりますので…

書籍 荒畑靖宏、山田圭一、古田徹也編 『これからのウィトゲンシュタイン 刷新と応用のための14篇』、リベルタス学術叢書 第5巻、リベルタス出版、2016年 この本の序論の最後には、編者の三人の先生方によって次のように書かれています。「わが国におけるウ…

Why Contraction-Free Logics Aren’t Convenient for Most of Us?

精神的に疲労困憊してしまい、数日間寝込んでしまいました。 病院へ行き、初めて心に働く薬と入眠導入剤をもらって飲みました。 怖い思いがフラッシュ・バックするように心のなかを去来し、思わず顔をしかめて振り払おうとしてしまいます。 何とか起き上がる…