書店で以下の新刊を購入。

  • 山内志朗 『笑いと哲学の微妙な関係 25のコメディーと古典朗読つき哲学饗宴(つまみぐい)』

すごい題名ですね。なんなんだろうと思うけど、中身は新聞に1年ほど連載された哲学コラムに各回に渡ってコメントを付して増補し、関連する哲学者の原典和訳とおすすめの本を追記したもの。かなりくだけたお話になっています。完全に力抜いて読む本です。著者のおふざけを楽しむ本みたいですね。
かような内容なのですが、hardcoverで2,520円します。もちろん山口先生もこの本をお書きになるのは大変なことでしたでしょうし、出版・印刷・配送を担った方々も一方ならぬ苦労をされたことだとは思いますので、2,520円は頂戴したいというところでしょうが、softcoverにして値段も1,000円台にされた方がよかったのではないでしょうか?その方がより多くの方が手に取られることだと思います。もったいない感じがします。私も購入するのにしばらく書店の棚の前で躊躇・逡巡しました。内容からして一般人向けなのですから値段もそのような方々に購入してもらいやすいようにしておかないと、買ってもらえるものも買ってもらえないんじゃないでしょうか?哲学に取り分け興味がありましたから私は買いましたが…。

取り上げられている話題が多岐に渡っているので、出てくる人物の名前の一部を記すなら次のごとくである。

あたりでしょうか。

PS.山内先生はほんとに『トリビア…』に出演されたのでしょうか?ほんとだとするとすごいというか、まったくというか…。