• L.M. Laita  “The Influence of Boole's Search for a Universal Methods in Analysis on the Creation of His Logic”
  • J.W. Van Evra  “A Reassessment of George Boole's Theory of Logic”

この論文はcopyしたものと、netからのものとを持っているはずだが、もしかしてなくしてしまっているかもしれないという悪い予感がするので、念のため入手。

  • T. Hailperin  “Algebraical Logic: Leibniz and Boole”
  • M.-J. Durand-Richard  “Logic versus Algebra: English Debates and Boole's Mediation”
  • V. Peckhaus  “Was George Boole Really the ‘Father’ of Modern Logic?”

これは面白そうな論文だ。

  • 山口昌哉  「応用数理の遊歩道(9) ジョージ・ブールの生涯」
  • 同上   「応用数理の遊歩道(10) ジョージ・ブールの数学と社会事業」
  • 同上   「応用数理の遊歩道(11) 思考の法則の研究 −ジョージ・ブールの研究」
  • 同上   「応用数理の遊歩道(12) ジョージ・ブールの生涯 −Booleの詩,キュビエリアンソサイエテイ,家族」
  • C. Ortiz Hill  “Frege's Letters”

先日入手した

    • Risto Vikko  ‘The Reception of Frege's Begriffsschrift’

を補完する意味も込めて手に入れる。RussellやDummettとは異なり、Fregeは孤立して研究していたのではなく、同時代の研究者と細かく手紙をやり取りしてかなり自分の研究を知ってもらっていたという内容。

  • J. Wolenski  “On Tarski's Background”

これも既に持っているが酸性紙にcopyしたためか、紙がひどく変色してしまい、わら半紙のようなので、今回新たに再入手。

  • M. Marion  “Wittgenstein and Ramsey on Identity”

Wittgensteinの『論考』の同一性概念の批判には少し興味がある。しばらく前に

    • R.Fogelin “Wittgenstein on Identity”
    • R.White “Wittgenstein on Identity”

を入手していたので、このMarion論文も手に入れる。

  • 加賀美鉄雄  「Gottlob Fregeの"Begriffsschrift,a formula language,modeled upon that of arithmatic,for pure thought"について 」

正直申しまして、この御論考は私が期待していたものとはかなり違いました。著者はFregeの概念記法を「論理的思考を支援するできるだけ簡単な形式的手段」として利用し、ひいては「プログラムの処理過程」に資することをこの論考の目的とするとの旨、お書きになられていますが、主にFregeの概念記法の初歩的な部分を解説されることだけで話が終わってしまっているようで、羊頭狗肉の感を否めません。一応この御論考は「研究ノート」とのことですが、しかしそれにしても目的に向かってほとんど進まないまま終わっているような気がします。非常に残念に思われました。紀要に掲載されたものとはいえ、もう少し何とか読者を満足させてもらいたかった…。