- Geraldine Brady From Peirce to Skolem: A Neglected Chapter in the History of Logic
Description
This book is an account of the important influence on the development of mathematical logic of Charles S. Peirce and his student O.H. Mitchell, through the work of Ernst Schröder, Leopold Löwenheim, and Thoralf Skolem. As far as we know, this book is the first work delineating this line of influence on modern mathematical logic.
実に前からほしかったもの。2万円ほどする。出版直後、丸善の棚の前で「ほしいなぁ〜」と眺めていた。高くて買うのが厳しかった。よその大学に一部のページを複写依頼して読んでしのいでいた。けれど今調べていることをもう少し調べたいし、この手の本が品切れになるとなかなか入手困難になるし、何といってもPeirceのlogicを調べる際には一応必読の文献になりそうなので、この際入手。
Peirceの量化理論のさきがけとなる論文を発表したO.H.Mitchellは、その有名な論文として1883年に出したものがよく言及されるが*1、しかし実はその1年前に既に同じ内容の要約版を1882年に出しているようである*2。多分abstractのようなものと思われる。というのもそれはたった1ページに過ぎないもののようだから。これらのことを今日この本を拾い読みしていて知った。そうなんだ。