読書: 「ゲーデルの数学的プラトニズム」とは何か

カフェでR. Charlesのバラードを聴きながら当地の都市史の本と、以下の文献を読む。

面白かった。
数学のplatonismにおけるGodelのplatonismを、充分ありえるalternativeとして擁護する論文。Godelの言う数学的直観を何か神秘的なものとしてでなく、もっとdown to earthなものとして捉えられるとお考えです。またindispensability argumentに一脈通じるものがあるとも観察されています。

Godelの言う数学的直観は神秘的なものではないとの意見があることは、以前から聞いていましたが、詳しくは知りませんでした。今回初めて神秘的ではないものとして、Godelの数学的直観を説明していただけたと思います。

私自身としては、Godelの言う数学的直観とは、何か神秘的なものとして理解していました。小平邦彦先生みたいに生々しい体験をGodelも持っていたのかなって思っていました。実際Godelも、他の数学者と同様に、そんな感覚や経験があったのかもしれませんが、もっとsoberに彼の数学的直観を説明できるという話は、それが正しいとするのならば、とても興味深いです。


また後日、今度は同じ号の雑誌に掲載されている

も読んでみよう。


この後はC言語を勉強しようかな。