• Alfred Tarski  “The Semantic Conception of Truth and the Foundations of Semantics”, in: Philosophy and Phenomenological Research, vol. 4, no. 3, 1944
  • 阿部謹也  『「世間」とは何か』、講談社現代新書講談社、1995年

Tarski論文は極めて有名なもの。Netで誰でも簡単・無料で入手できるので、それをDLして持っていたが、よく見るとnombreがない。これではきちんと引用・言及できないと思い、原論文を入手。
阿部さんの本は、世間に関する話だが、本の中でも述べられているように、個人とは何か、個人がこの世の中で一人で生きていくにはどうしたらよいか、ということも考えられている。この種の話題には関心があるので入手。
この本で漱石が検討されているが、また自分も漱石を読みたくなってきた。今までは欧化に対する日本人、という視点で読んできたが、この世の中で一人で生きていくこと、という視点で読み直したいと感じる。


PS. ‘For Frege, what is truth ascribed to?’と称して、真理が文に帰せられるものではない、というFregeの理由を記したいが、時間がない。
真理が文に帰せられないというFregeの理由と、真理は文に帰せられるべきであるというTarskiの理由を比べると、興味深いものがある。とはいえ後日この比較までも日記に記すつもりはない。記したいが時間も労力もない。まずはFregeさんの理由だけでも簡単に記したい。
おやすみなさい。