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最近入手した文献の名を掲げます。
まず書籍名を掲載します。

  • Alfred North Whitehead and Bertrand Russell　　Principia Mathematica to *56, Cambridge University Press, Cambridge Mathematical Library, 1997 (Abridged Text of vol. 1 of Principia Mathematica Published in 1910, This Abridged Edition Originally Published in 1962)
  • Wolfgang Künne　　Die Philosophische Logik Gottlob Freges: Ein Kommentar mit den Texten des Vorworts zu Grundgesetze der Arithmetik und der Logischen Untersuchungen I-IV, Vittorio Klostermann, Klostermann RoteReihe Band 30, 2010
  • ラリー・ラウダン　　『科学と価値　相対主義と実在論を論駁する』、小草泰、戸田山和久訳、双書 現代哲学 ８、勁草書房、2009年
  • E・コニー、T・サイダー　　『形而上学レッスン　存在・時間・自由をめぐる哲学ガイド』、小山虎訳、シリーズ 現代哲学への招待、春秋社、2009年
  • 熊野純彦編著　　『日本哲学小史　近代100年の20篇』、中公新書、中央公論新社、2009年


Whitehead and Russell の Principia, abridged ed. について一言。実は私はこれを持っていませんでした。現在流通している version の表紙がすごく好きではなかったのです。青色ののっぺりとした表紙の地色に、黄色い表題のとても安っぽいデザインがどうにも耐えられなかったのです。これより一つ前の version の方がよかった。だからその前の version が一冊でも本国なり warehouse なりに残っていないか、問い合わせたこともある。しかしもうないようだった。古書で探せばあるだろうが、そして古書店でも見かけたことがあるが、それは私はあまり好きでないのです。新刊が出ているうちは、新刊を買うことを方針としているのです。Principia は abridged も unabridged も、哲学をやっている大学では大抵所蔵されている(はずである)。だから必要な箇所があれば大学でそこを copy して拾い読みし、お茶を濁していた。しかし最近そうも言ってられなくなってきたので、内心忸怩たるものがあるが、やむを得ずこの青色の表紙の本を購入した。新たな version が出てきたら、即行買い換えるつもりです。


次に書評・論文の類い。

  • Bertrand Russell　　“Critical Notice. The Foundations of Mathematics and Other Logical Essays. By Frank Plumpton Ramsey,”　in: Mind, New Series, vol. 40, no. 160, 1931
  • Ditto　　　　　“New Books The Foundations of Mathematics and Other Logical Essays. By Frank Plumpton Ramsey,”　in: Philosophy, Royal Institute of Philosophy, vol. 7, no. 25, 1932
  • Ditto　　　　　“Whitehead and Principia Mathematica,”　in: Mind, New Series, vol. 57, no. 226, 1948
  • W. V. Quine　　“On the Axiom of Reducibility,”　in: Mind, New Series, vol. 45, no. 180, 1936
  • Alonzo Church　　“[Review of] Leon Chwistek. Überwindung des Begriffsrealismus,”　in: The Journal of Symbolic Logic, vol. 2, no. 4, 1937
  • Ditto　　　　　“[Review of] Irving M. Copi. The Inconsistency or Redundancy of Principia Mathematica,”　in: The Journal of Symbolic Logic, vol. 16, no. 2, 1951
  • Ditto　　　　　“[Review of] Douglas Lackey. Essays in Analysis by Bertrand Russell,”　in: The Journal of Symbolic Logic, vol. 41, no. 3, 1976
  • P. T. Geach　　“Russell on Meaning and Denoting,”　in: Analysis, vol. 19, no. 3, 1959
  • Ronald Jager　　“Russell's Denoting Complex,”　in: Analysis, vol. 20, no. 3, 1960
  • Ivor Grattan-Guinness　　“Bertrand Russell on His Paradox and the Multiplicative Axiom. An Unpublished Letter to Philip Jourdain,”　in: Journal of Philosophical Logic, vol. 1, no. 2, 1972
  • アルカディウス・フルヅィムスキ　　「現象学的な意味の理論　ブレンターノからインガルデンまで」、植村玄輝訳、『現代思想』、総特集＝フッサール　現象学の深化と拡張、青土社、2009年12月臨時増刊号
  • 齋藤暢人　　「全体と部分の現象学　メレオロジーとフッサール」、『現代思想』、総特集＝フッサール　現象学の深化と拡張、青土社、2009年12月臨時増刊号


Russell の

は既に持っていて、短い論文なので、というか短い回想録なので、読んでいるけども、 copy の山の中に埋もれているので、改めて入手。