まずは英語の論文。

  • Tapio Korte  “Frege's Begriffsschrift as a lingua characteristica,” in: Synthese, vol. 174, no. 2, 2010
  • Michael Hand  “A Number is the Exponent of an Operation,” in: Synthese, vol. 81, no. 2, 1989

前者は Frege ものなので入手。
後者は Wittgenstein に関係している。Tractarian Logicism というものを Tractatus に見ようとされている P. Frascolla さんの試みがありますが、上記 Hand 論文も何か関連したことを述べているかもしれないと思い入手。但し、ちらっと見る限りではもしかすると無関係かもしれない。


次に日本語の文献。いずれも新刊ばかり。順不同。

Lévinas さんの対話は旧訳で一部拝読しておりました。文庫版が出たことを歓迎致します。私は Lévinas さんの、他人に対する責任という考え方に興味を覚えます。
丸山さんの本は、丸山さんの考えのエッセンスを伝えるアンソロジーです。収録されているほとんどの文章を読んでいますが未読のものもありました。また拝読させていただきます。
細井先生の本は似たタイトルを持った本の改訂版です。この改訂版以前の本を古書店で見かけるたびに「買っておきたいな」と思っておりました。
『数学小辞典』もその初版を買いたいなと思ったことはよくありました。しかし少々古めかしい感じがしたので買いそびれておりました。そこで今回新しくなった版を購入させていただきました。「フレーゲ」という項目も入っています。多分ですが初版ではなかった項目ではないでしょうか。また利用させてもらいます。