- アレグザンダー・ウォー 『ウィトゲンシュタイン家の人びと 闘う家族』、塩原通緒訳、中央公論新社、2010年
富、才能、奇行で耳目を集めたウィーンの富豪一族を、天才哲学者の兄にして「片腕のピアニスト」であったパウルを中心に、詳細に描く傑作ノンフィクション。有名作曲家の逸話も満載。
Ludwig の話も出てくるので入手。原書(の一つ)である Anchor Books edition もついでに入手しようかと思ったが、原書の註や参考文献表、索引、それに掲載されている写真のいずれに関しても、原書と見比べると、翻訳で割愛されている様子はないので、あえて原書は購入しなかった。安価であるから買ってもよかったが、そんなに Wittgenstein に入れ込もうという訳でもなく、またお金を使いすぎることにもなるので、見送ることにした。
- ボブ・グリーン 『チーズバーガーズ』、井上一馬訳、文芸春秋、1986年 (古書)
以前にこの本は読んだことがある。ここに収録されているコラム「男のなかの男」がとても印象に残っている。目頭が熱くなるものがあった。いわゆる macho な人が出てくる話ではない。志は、このコラムの主人公のようでありたい。
次に音楽関係で購入したものの list.
- 小野リサ The Music of Antonio Carlos Jobim "IPANEMA," avex, 2009
- 同上 Cheek To Cheek: Jazz Standards from RIO, avex, 2009
- 同上 Look To The Rainbow: Jazz Standards from L.A., avex, 2009
私は小野リサさんの bossa nova や jazz を歌ったものが好きです。