• Francesca Boccuni  ''On the Consistency of a Plural Theory of Frege’s Grundgesetze,'' forthcoming in Studia Logica
  • H. Hiż  ''Descriptions in Russell's Theory and in Ontology,'' in: Studia Logica, vol. 36, no. 4, 1977
  • George Englebretsen  ''Czeżowski on Wild Quantity,'' in: Notre Dame Journal of Formal Logic, vol. 27, no. 1, 1986
  • Ditto       ''Singular/General,'' in: Notre Dame Journal of Formal Logic, vol. 27, no. 1, 1986
  • Kenneth Russell Olson  An Essay on Facts, Center for the Study of Language and Information, CSLI Lecture Notes, 1987/2003
  • 伊藤笏康  『言葉と発想』、放送大学教材 2588、放送大学教育振興会、2011年
  • 區建英  「丸山真男と私の中国研究」、『UP』、東京大学出版会、no. 462, 2011年4月号
  • 石村園子  『大学新入生のための微分積分入門』、共立出版、2004年
  • 原岡喜重  『なるほど高校数学 三角関数の物語 なっとくして、ほんとうに理解できる』、ブルーバックス B-1479、講談社、2005年


上記の伊藤笏康先生の本は、出たばかりの新刊のようです。先生は科学哲学関係、分析哲学関係の本などをお書きだったかと思います。私はいまだ一つも拝読しておりません。申し訳ございません。いずれにせよ、そのような伊藤先生が言葉について、放送大学から教科書をお書きになられているのを店頭で見かけ、不思議に思いつつ手に取って中を見ると、平たく言えば、英語の文法書のような感じになっています。但し、ただ文法を、受験参考書にあるように、straight に説明するのではなく、英語の冠詞に見られる考え方とは何か、そのことを理解することにより、どのように冠詞を運用すればよいのか、また、仮定法に見られる考え方とは何か、そのことを理解することにより、どのように仮定法を使えばよいのか、などなどを解説されながら、人は言葉をどのように把握しているのか、特に英語を使用している人は、英語をどのように理解しているのか、そして言葉がわかるとはいかなることなのか、これらのことを先生は英文法を通じて明らかにしようとされている感じです。英語の勉強のために購入致しました。