しばらく前、某先生にある新刊を紹介差し上げた。「先生、このような本が出ましたよ、先生はこの種の内容の本がお好きではなかったですか？」と、その新刊をお知らせしたところ、興味を示して下さり、「うむ、面白そうですね、この著者は知っていますよ、このような本が出ましたか」とおっしゃった。それからしばらくして先日、お会いした際に、「この間紹介してもらった本を翻訳しました、もうすぐ書店に並びます。」との話をいただいた。献本の数が限られているらしいので、その本が店頭に並んだら、購入させていただきます。自分が紹介差し上げた本の翻訳が進んでいたなんて、全然知らなかったです。しかしそれにしてもよかったです。実は私はその本の価値をよく理解していなかったのですが、それはそれとして、自分がお知らせした本が翻訳されるとは、光栄なことです。ちょっぴりお役にたてたようで、誠にありがとうございました。
