正直に言いますと、特に Montaigne に興味があるという訳ではありません。Montaigne については、フランス語でも日本語でも読んだことがないような気がします。ですから Montaigne がどのような業績を上げられた方なのか、よく知りません。しかし、今回購入させていただきました斎藤先生のご高著を書店店頭で手に取って見てみますと、Montaigne が行った旅の様子がつぶさに記述されており、写真や図版が一杯載っているので、とても親しみやすく、面白そうに感じました。「一体 Montaigne という人は、どのような人だったのだろう? Early Modern の頃の Europe 各地はどんな様子だったのだろう?」と興味がわいてきました。そこで、いつかそのうち暇にまかせてのんびりと読んでみようと思い、購入した次第です。いつごろ暇ができるのか、今のところ不明ですけれど…。


PS

先日購入した以下の文献を取り合えずつらつらと 40 ページほど読んだ。

  • Gregory Landini  Frege's Notations: What They Are and How They Mean, Palgrave Macmillan, History of Analytic Philosophy Series, 2012

大変刺激的であり、とても興味深い。Landini さんの heretical な教説を、私なりに少しばかり note にまとめてみる。もうちょっと読み進めるか、もうちょっとまとめてみるか、してみます。