まず、購入した洋書。
- Peter Dybjer, Sten Lindström, Erik Palmgren, Göran Sundholm eds. Epistemology versus Ontology: Essays on the Philosophy and Foundations of Mathematics in Honour of Per Martin-Löf, Springer, Logic, Epistemology, and the Unity of Science, vol. 27, 2012
次に入手した論文。
- Sean Walsh ''Comparing Peano Arithmetic, Basic Law V, and Hume's Principle,'' forthcoming in Annals of Pure and Applied Logic, 2012, preprint
- Sean Walsh ''Logicism, Interpretability & Knowledge of Arithmetic,'' draft
- Hirotoshi Tabata ''Frege's Theorem: A Starting Point of the Modern Study of Frege,'' 『鳥取大学大学教育支援機構教育センター紀要』、第8号、2011年
- Jingxian Liu ''The Positive Fragment of Grundgesetze,'' 北海道大学第101回PHILETHセミナー、2011年3月28日
- Edwin D. Mares ''The Fact Semantics for Ramified Type Theory and the Axiom of Reducibility,'' in: Notre Dame Journal of Formal Logic, vol. 48, no. 2, 2007
- Leon Henkin ''Banishing the Rule of Substitution for Functional Variables,'' in: The Journal of Symbolic Logic, vol. 18, no. 3, 1953
- Alonzo Church ''Review: Leon Henkin, Banishing the Rule of Substitution for Functional Variables,'' in: The Journal of Symbolic Logic, vol. 20, no. 2, 1955
田畑先生の論文の内容を、論文からの引用でごく簡単に説明すると、次の通りです。
The purpose of this paper is to present an elementary explanation of Frege's remarkable result, named ''Frege's Theorem'' by G. Boolos.*1
次に、定期購読している journal が最近我が家に届いた。
- History and Philosophy of Logic, vol. 33, no. 3, 2012
Contents
- Michael Papazian ''Chrysippus Confronts the Liar: The Case for Stoic Cassationism''
- Eric Thomas Updike ''Abstraction in Fitch's Basic Logic''
- Ivor Grattan-Guinness ''A New–old Characterisation of Logical Knowledge''
そして購入した古書。この時期、毎年恒例の某古書祭りで入手。
分析哲学としての科学哲学の基本文献のなかで、このブラウン本は、
によると、
文句なしに良心的な入門書。[…] 目下望みうる最良の入門書のひとつである。
のだそうです。このことを覚えていたので、ブラウン本を古書の出店で見つけて入手 (200円)。まだ読んでもいなかったし、所有もしていなかった。ブラウン本が出てから、科学哲学の良質な入門書が出ているようですので、ブラウン本が今もって最良の入門書かどうかは、私にはわかりませんが…。
そして和書の新刊。
最後に語学関係。
- 石田秀雄 『これならわかる! 英語冠詞トレーニング』、株式会社 DHC, 2012年
- 石田秀雄 『わかりやすい英語冠詞講義』、大修館書店、2002年
- 別宮貞徳 『英文の翻訳』、スタンダード英語講座、第1巻、大修館書店、1983年
- 山田原実著、島田実増訂 『新しい仏文解釈法』、大学書林、1963年
最後の仏文解釈の本は、ずっと前に購入していたが、その本が手元に見当たらない。どういう訳だかなくなっているようだ。しかもこの本は、もうしばらくすると品切れになりそうな感じがするので、なくならないうちに新品を再購入しておく。
*1:Tabata, p. 33.