洋書

  • Stephen Cole Kleene  Introduction to Metamathematics, Wolters-Noordhoff / North-Holland, Bibliotheca Mathematica, vol. 1, 1st ed., 1952, 13th imp., 2000
  • Harold Noonan  Routledge Philosophy Guidebook to Kripke and Naming and Necessity, Routledge, Routledge Philosophy GuideBooks, 2012
  • Philip E. B. Jourdain ed.  The Philosophy of Mr. B*rtr*nd R*ss*ll: With an Appendix of Leading Passages from Certain Other Works, Routledge, Routledge Library Editions: Russell, vol. 6, 1918 / 2013

Church 先生と Shoenfield 先生の教科書は持っていたが、Kleene 先生の上記の教科書はまだ持っていなかった。今も Kleene 先生の本は、新刊として入手可能であることを知り、意外に思ってとりあえず購入しておく。
Jourdain さんの本は復刊もの。珍しいと思うので購入。ただし、この本は、原本にある誤植を訂正したり、一部を修正した状態のものが全文無料で、net を通じ、誰でも見ることができるようになっています。このように net で無料で閲覧できますが、個人的に以前からほしかったので、確保できてよかったです。


論文

  • Logica Universalis, Special Issue: Perspectives on the History and Philosophy of Modern Logic: Van Heijenoort Centenary, vol. 6, nos. 3-4, 2012

Jean van Heijenoort 特集を組んでいる上記 journal 収録の、以下の論文を入手。

  • Irving H. Anellis  ''Guest Editor’s Introduction: JvH100''
  • Irving H. Anellis  ''Scholarly Publications of Jean van Heijenoort Compiled by lrving H. Anellis''
  • Anita Burdman Feferman  ''Jean van Heijenoort: Kaleidoscope''
  • John W. Dawson Jr.  ''Jean van Heijenoort and the Gödel Editorial Project''


和書


形而上学ウィトゲンシュタイン』は、出版社の home page を見ると品切れとなっている。再版される可能性もあるが、再版されずに絶版となって入手ができなくなる可能性もある。そこで店頭にあるうちに確保しておきたいと考えて購入。
『[新版]意味論』では、言語学の分野で、言葉のいみに関する研究について、今までどのような動向が現れて来ていたのかを、40ページほど使って簡潔に解説してくれていたので購入。言語学における意味論研究の歴史を大まかでよいから知りたいと思っていました。ちょうどよかったです。
『量子と混沌』は、量子力学の哲学をやっている人は、皆知っていて、皆持っていて、皆読んでいると思われる、昔からよく知られたやさしい解説書。先日、勁草書房から『量子という謎』という本が出ましたが、これが出た時にこの『量子と混沌』も併せて購入しようと思っていた。しかし、併せて購入しようとすると、大型書店の棚にない。つい半年ほど前まではあった。よく行く他の大型書店を回って見ても、棚からなくなっている。Net でも品切れになっているようである。随分前から棚に並んでいたと記憶している。あまりに前からしばしば見かけていたので、なくなるなんて予想していなかったから、ちょっとびっくりした。出版社の home page を見るとこの本の情報が出てくるのですが、もしかすると出版社でも在庫切れかもしれない。だから、古書で見かけたら忘れずに購入しようと思っていたところ、古書店できれいなものを見つけたので購入しました。
Lewis Caroll の 2冊は、英語の原書は持っていたが翻訳を持っていなかった。岩波少年文庫版は平易でくせのない訳であり、Alice の絵と言えば、皆が思い出す John Tenniel の挿絵になっているので購入。ただし、くせのない分、Caroll が文中に含ませた仕掛けが、省くほど難しい仕掛けでもないにもかかわらず、一部省かれたりしているようです。読者対象である子供を混乱させないためなのかもしれません。