書籍
- Nuno Venturinha ed. The Textual Genesis of Wittgenstein’s Philosophical Investigations, Routledge, Routledge Studies in Twentieth Century Philosophy Series, 2013
- 田中秀夫 『啓蒙の射程と思想家の旅』、未來社、2013年
- マーク・ピーターセン 『日本人が誤解する英語』、知恵の森文庫、光文社、2010年
- ジョゼ・ピニェイロ、ユミ・ピニェイロ 『ジョゼ・ピニェイロの歌って覚えるポルトガル語』、CD付、中経出版、2013年
最初の Wittgenstein 関係の本は、Philosophical Investigations の研究のみならず、その本へと結実して行く Wittgenstein の思考の軌跡を追った本でもあるようです。今まで英訳されていなかった Wittgenstein の短い文章が、今回初めて英訳されて付録として掲載されています。独英対訳になっています。
最後のポルトガル語入門書では、'Garota de Ipanema' や Noel Rosa などが取り上げられており、興味深く思ったので購入。
論文等
- 小林純 「オットー・ノイラート」、『立教経済学研究』、第64巻、第4号、2011年
- 小林純 「幸福学者ノイラート 知識と決定」、『立教経済学研究』、第60巻、第4号、2007年
- 小林純 「1920年代ヴィーンの住宅建設 ノヴィーとノイラート」、『立教経済学研究』、第54巻、第3号、2001年
- 小林純 「社会化と労働者運動 1920年代ヴィーンのノイラート」、『立教経済学研究』、第52巻、第3号、1999年
- 小林純 ''[Review of] Nemeth, Elisabeth, Stefan W. Schmitz, and Thomas Uebel, eds., Otto Neurath's Economics in Context (Vienna Circle Institute Yearbook), Springer, 2007, ix+234pp,'' 『経済学史研究』、経済学史学会、第51巻、第1号、2009年 [本文日本語]
これら小林先生の文献はたまたま見つけました。Neurath について、日本語の二次文献はあまり見かけないように思うので興味深いです。1本目の「オットー・ノイラート」は、基本となる文献と思われます。Neurath の経歴が日本語としてはある程度詳しく紹介されており、奥さんの回想録の抜粋も翻訳されています。この他にも先生の書かれたもので Neurath ものがあるので、後日それも入手したいと思います。なお、今回の小林先生の文献はすべて net で無料で入手できますので、ご覧になられたい方は、net で探してみてください。すぐ見つかると思います。