英語論文類
- Joongol Kim ''Euclid Strikes Back at Frege,'' in: The Philosophical Quarterly, vol. 64, no. 254, 2014
- Philip Ebert ''[Review of] Frege's Theorem,'' in: The Philosophical Quarterly, vol. 64, no. 254, 2014
- Nat Hansen ''[Review of] When Words Are Called For: A Defense of Ordinary Language Philosophy,'' in: The Philosophical Quarterly, vol. 64, no. 254, 2014
- Peter Simons ''Leśniewski, Stanisław (1886-1939)'' in Donald M. Borchert ed., Encyclopedia of Philosophy, 2nd ed., Volume 5, Macmillan Reference USA/Thomson Gale, 2006
- Rafal Urbaniak ''Plural Quantifiers: A Modal Interpretation,'' forthcoming in Synthese, October 2013
- Robert Sanders ''Leon Henkin, Advocate for Diversity in Math & Science, Has Died,'' in: UC Berkeley News, Press Release, 9 November 2006, http://www.berkeley.edu/news/media/releases/2006/11/09_henkin.shtml.
1本目の論文。Frege は自然数を、ものが備えている性質ではないと論証しましたが、Kim 先生は、これに反論されているようです。
和書
- 伊藤和行編 『チューリング』、佐野勝彦、杉本舞訳、解説、コンピュータ理論の起源 第1巻、近代科学社、2014年
- E. ランダウ 『数の体系 解析の基礎』、蟹江幸博訳、数学クラシックス 第28巻、丸善出版、2014年
『チューリング』は、2013年中に出ると聞いていたのですが、2013年の暮れになっても出ず、延期になってしまったのかなと心配していたところ、書店に並んでいるのを本日見かけてすぐさま購入。本書は Turing の論理学、人工知能関係の論文の和訳と解説を付けた本。収録されている論文の和訳名を記すと、
- 「計算可能な数について、その決定問題への応用」、
- 「1947年2月20日におけるロンドン数学会での講演」、
- 「知能機械」、
- 「計算機械と知能」
です。各論文に詳しい解説が付けられているので、とても重宝しそうです。この本は全2巻のようで、第2巻は von Neumann を扱う予定のようです。
『数の体系』は1966年の英語版 Foundations of Analysis, 3rd ed. からの翻訳のようです。
和雑誌
『数学』には、次の論文が収められているので購入。
この論文の内容については、論文中に次のように書かれています。「本稿では、これまでに得られた結果を踏まえて、2階ラムダ計算の型問題、特に、型検査・型推論問題に関連する結果を紹介する。」(藤田、79ページ。)
『みすず』の読書アンケート特集は、2013年中に各界の先生方がお読みになり、興味を覚えられた図書について、コメントが多数載っています。私自身が2013年に興味を覚えた本については、当日記の2014年1月4日、「2013年読書アンケート」という項目で取り上げています。