洋書
- Leon Horsten and Philip Welch eds. Gödel's Disjunction: The Scope and Limits of Mathematical Knowledge, Oxford University Press, 2016
- André Gallois The Metaphysics of Identity, Routledge, New Problems of Philosophy Series, 2016
Journal
個人的に hard copy を定期購読している
- History and Philosophy of Logic, vol. 37, no. 3, 2016
が届いた。収録されている論文、書評は次の通り。
Main Articles
- M. Marion and H. Rückert ''Aristotle on Universal Quantification: A Study from the Point of View of Game Semantics''
- Paul Thom ''Robert Kilwardby's Disputational Logic''
- Francesco Bellucci ''Charles S. Peirce and the Medieval Doctrine of consequentiae''
- George Englebretsen ''Fred Sommers' Contributions to Formal Logic''
Book Reviews
- Thomas M. Ward ''John Duns Scotus on Time and Existence: The Questions on Aristotle's 'De Interpretatione' ''
- Russell Wahl ''The Palgrave Centenary Companion to Principia Mathematica''
- M. Hartimo ''Essays on Gödel's Reception of Leibniz, Husserl, and Brouwer''
邦訳論文
- ギルバート・ライル 「形式論理と非形式論理」、『ジレンマ 日常言語の哲学』、篠澤和久訳、双書プロブレーマタIII-3, 勁草書房、1997年
邦語論考等
- 小林秀雄 「三つの放送」、『小林秀雄全作品 14 無常という事』、新潮社、2003年 (初出1942年1月)
- 小林秀雄 「戦争と平和」、『小林秀雄全作品 14 無常という事』、新潮社、2003年 (初出1942年3月)
- 小林秀雄 「戦争について」、『文芸評論 下巻』、筑摩叢書 210, 筑摩書房、1974年 (初出1942年3月), (本論考は『小林秀雄全作品 10 中原中也』にも収録されている様子)
- 小林秀雄 「戦争と平和」、『文芸評論 下巻』、筑摩叢書 210, 筑摩書房、1974年 (初出1942年3月)
- 小林秀雄他 「コメディ・リテレール 小林秀雄を囲んで 座談」、『小林秀雄全作品 15 モオツァルト』、新潮社、2003年 (初出1946年2月), 部分複写
小林さんが上記のような諸論考をお書きになっていることを、つい最近まで存じ上げておりませんでした。問題発言が収められているということで、有名な論考のようです。いくつか思うことがありますが、そのことをここに記すのは、現段階では差し控えることに致します。
邦語新聞
上記の小林秀雄著「戦争と平和」は、真珠湾攻撃の様子を写した新聞記事、新聞の写真を取り上げている文章なのですが、その際、小林さんはどの新聞とは述べておられないものの、調べてみると、どうやら『朝日新聞』、東京版、昭和17年1月1日の第1面のことのようです。そのようなわけで、参考までにその第1面の縮刷版を複写しておきました。