• Peter Geach, Max Black (ed.) Translations from Philosophical Writings of Gottlob Frege Second edition 1960 Reprint 1970

古書。懐かしい本。卒論書く時にぱらぱら見ていた。何年も店ざらしになっていたものを救出。

  • 金森修 「解説 エピステモロジーの系譜」 in: his 『フランス科学認識論の系譜 カンギレム、ダゴニェ、フーコー

Description

現代フランス思想のなかで特異な位置を占める思想系列=エピステモロジー(科学的思考の研究)を論じた日本では初めての書。フーコーに連なる独創的な想像力の流れを展望。

カンギレム、ダゴニェ、フーコー以外のフランス・エピステモローグを概説。フランスの科学哲学の流れを知りたくて入手。

技術の力が非常に強くなった現代の世界をマルクスのみで、あるいはウェーバーのみで理解することはもはやできない。従来なら異質と思われる組み合わせの、マルクスハイデガーを通して、あるいはウェーバーハイデガーを通して、現代の世界は分析され理解されていく時代に入った。このことを大塚さん、丸山さんなどを絡めつつ展望されていると思われます。

日本の社会科学との関連が気になって入手。