Wittgenstein
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 追記 1 フレーゲに対する概念の厳密性批判は正当か? 追記 2 言語はゲームか? 終わりに はじめに 今日も、L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 平凡社版 岩波版 講談社版 終わりに はじめに 今日も L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で読んでみましょう。 「家族的類似性」に関するセクションの続きです。 いつもの…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 直訳が不正確な時、意訳が正確な時 終わりに はじめに さて、今回も L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で楽しんでみましょう。 今日は有名…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 偶感 終わりに はじめに この前は L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen の65節をドイツ語原文で読んでみました。今日はその続きの66節を読んでみましょう。…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 終わりに はじめに 今回も L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で楽しんでみましょう。 「家族的類似性」という言葉が『探究』の中では有名…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 『探究』の言語観とは? 終わりに はじめに 今回もまた L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で楽しんでみます。 前回は、「言語ゲーム」とい…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 セクション 7 の構成について 終わりに 追記 はじめに 前回に続き、L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で味わってみます。 上記の書『哲学…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 終わりに はじめに ここのところ Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft のドイツ語原文 (とその仏訳) を読んできましたが、ちょっと疲れるので、趣向を変え、以前…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 独文直訳 独文逐語訳 既刊邦訳 仏訳 フランス語文法事項 仏文直訳 仏文逐語訳 Wittgenstein による Russell Paradox 解決法 — 石黒先生論文要約 はじめに 前回は別として、今まで Ludwig Wittgenstein の Tract…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 独文直訳 独文逐語訳 既刊邦訳 仏訳 フランス語文法事項 仏文直訳 仏文逐語訳 個人的コメント お知らせ 今のところ毎月一回、月末の日曜日に更新を行なっています。しかし今後更新は不定期になるかもしれません…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 独文直訳 独文逐語訳 既刊邦訳 仏訳 フランス語文法事項 仏文直訳 仏文逐語訳 個人的感想 お知らせ 今まで毎月一回、月末の日曜日に更新を行なってきましたが、今後更新は不定期になる可能性があります。 生活…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 独文直訳 独文逐語訳 既刊邦訳 仏訳 フランス語文法事項 仏文直訳 仏文逐語訳 個人的感想 お知らせ 今まで毎月一回、月末の日曜日に更新を行なってきましたが、今後更新は不定期になる可能性があります。 生活…
目次 はじめに 独語原文 独語文法事項 独文直訳 独文逐語訳 既刊邦訳 仏訳 仏語文法事項 仏文直訳 仏文逐語訳 ちょっとだけコメント お知らせ 今まで毎月一回、月末の日曜日に更新を行なってきましたが、今後更新は不定期になるかもしれません。 生活パター…
目次 はじめに ドイツ語原文 独文文法事項 独文直訳 独文逐語訳 既刊邦訳 仏訳 仏文文法事項 仏文直訳 仏文逐語訳 前書き要約 個人的感想 補遺 時制としてのフランス語接続法の復習 お知らせ 今まで毎月一回、月末の日曜日に更新を行なってきましたが、今後…
目次 はじめに ドイツ語原文 既刊邦訳 Ogden 版英訳 Granger 仏訳 断想 補遺 お知らせ 人生には大きな節目があります。 今、私はその節目を迎えています。 自分の人生の中で、一、二を争うほどの大きな節目だと思います。 6月から人生が大幅に変わります。 …
目次 はじめに 原文 文法事項 私訳/試訳 既訳 感想 付録 Waismann 略歴 お知らせ 今まで毎月一回、だいたい月末の日曜日に更新を行なってきましたが、今後更新は不定期になるかもしれません。 私の身辺が流動的になってきており、このまま定期的に更新できる…
お知らせ 今まで毎月一回、だいたい月末の日曜日に更新を行なってきましたが、今後更新は不定期になるかもしれません。 私の身辺が流動的になってきており、次回から定期的に更新できるか不明です。 もしかするとあまり変わらないペースで更新できるかもしれ…
目次 はじめに 書簡原文および和訳 分析哲学における三つの明瞭さ その一 理論的明瞭さ その二 解消的明瞭さ その三 論理学的明瞭さ Wittgenstein が見ていた明瞭さとは、三つの明瞭さのうちの、どれなのだろうか? Wittgenstein が Tractatus 冒頭に見た明…
目次 Der Gedanke 直訳・逐語訳 勁草版和訳 注目の論証 論証の成否は? 終わりに 前回、Frege が展開している論証をドイツ語原文とその和訳で楽しんでみました。その論証は、どこかあからさまで、身もふたもないところのあるものでした。 今回も同種のことを…
先日、次の本を購入し、 星川啓慈 『宗教哲学論考 ウィトゲンシュタイン・脳科学・シュッツ』、明石書店、2017年 その第1章、「ノルウェーにあるウィトゲンシュタインの「小屋」の跡に立って」を読みました。そこでちょっと感じたことを記します。 星川先生…
ここ最近、とても stressful な日々を送っており、勉強がほとんど進みません。ですが、哲学や論理学の話そのものではないものの、関連する少し面白い話をこの前に読みましたので、今日はそれを紹介してみることに致します。以下では哲学的な議論を展開するの…
この写真に写っているのは次の本です。写真は Bloomsbury UK の home page からお借りしております*1。 F. A. Flowers III and Ian Ground eds. Portraits of Wittgenstein, 2nd ed., 2 vols, Bloomsbury Academic, 2015. 私はこの本を先日購入したのですが…
ついこの間、注文した以下の文献が早速届いた。 Michael Nedo hg. Ludwig Wittgenstein: Ein biographisches Album, C. H. Beck, 2012 前回の2012年9月2日の日記に、この本の表紙写真が載っています。30年ほど前に Michael Nedo und Michele Ranchetti hg. L…
個人的に意外に感じたことを一つ記します。 購入したばかりの次の論文集に Rupert Read, Matthew A. Lavery ed. Beyond the Tractatus Wars: The New Wittgenstein Debate, Routledge, 2011 以下の論文が巻頭論文として収められています。 Warren Goldfarb '…
毎年恒例の古書祭りで、次の古書を購入しました。 G. C. リヒテンベルク 『リヒテンベルク先生の控え帖』、池内紀編訳、平凡社ライブラリー 156, 平凡社、1996年 これは以前からほしいと思っていたものです。なぜほしかったかというと、Wittgenstein の Trac…
(以下のこの話では、標記のような疑問に対し、何か決定的な答えを与えているというものではありません。あらかじめお断りしておきます。) 先日次の文献を購入した。 足立恒雄 『数とは何か そしてまた何であったか』、共立出版、2011年 書店で購入後、café …
先日、次の文献を読んでいると Enzo De Pellegrin ed. Interactive Wittgenstein: Essays in Memory of Georg Henrik von Wright, Springer, Synthese Library, vol. 349, 2011 面白い文章に出会った。その文章を紹介してみようと思います。 それは元々次の…
前回の日記に引き続き、ちょっと面白いと思った Frege の発言を掲げてみます。やはりそこから何らかの哲学的教訓を引き出そうとして、そうする訳ではありません。ただ面白いと思っただけで、深いいみは特段ありません。なお、便宜上、和訳のみから引用します…
以下の話は、次の本の該当箇所を読んで感じたことをまとめてみたものである。 Mark Textor Routledge Philosophy GuideBook to Frege on Sense and Reference, Routledge, Routledge Philosophy GuideBooks Series, 2010, pp. 87-89. 私の話には、例によって…
全く些細なことを一つ。落ちのない話。 しばらく前に、次のような文を読んだことがある。穴というものが私たちの人生や身の回りで、とても身近にあるものでありながら、それがどのようにあるのかを考えてみれば、なかなか答えるのが難しいところがあると述べ…