Peano
今月は精神的にも肉体的にも、ものすごく疲れました。この疲労困憊した状態はまだ続きそうです。 そこで今日は、ごく初等的なことについて、ほとんど単なるメモを記すだけにさせてもらいます。そして最後に一言、感想を添えて終わりにします。 目次 はじめに…
ちょっとしたことを記します。 足立恒雄 「フレーゲ、デデキント、ペアノを読む 現代における算術の成立、第1回 いわゆる「ペアノの公理系」について」、『数学セミナー』、2011年4月号 足立先生のこの論考では、ちょっとしたことですが、私には意外に感じら…
次の文章は2009年11月16日の日記の続きです。下記の「(ここからが本日の日記です。)」という文から下が、本日書き足した日記です。 先日、以下の論文を斜め読みした。 Gregory Landini “Russell's Separation of Logical and Semantic Paradoxes,” in: Revue…
もちろん Zermelo である、と思っていた。しかし次の文献を読んでいると、 Andrea Cantini “Paradoxes and Contemporary Logic,” in: The Stanford Encyclopedia of Philosophy, First published Oct. 16, 2007 Section 3.1 Poincaré and Russell on Contrad…
些細なことを一つ記します。2009年9月16日の日記で、入手した Priest 論文について以下のように書きました。 Graham Priest “The Structure of the Paradoxes of Self-Reference,” in: Mind, vol. 103, no. 409, 1994 Russell が様々な paradoxes をひとまと…
本日入手した以下の文献のappendix “Notes Towards a History [of Non-Well-Founded Sets]”を読んでいると、 Peter Aczel Non-Well-Founded Sets, the Center for the Study of Language and Information, Center for the Study of Language and Information…
Abatraction Principleに関連して、しばしばその来歴が語られる際にPeanoのDefinitions of Abstractionが言及される*1。 上記入手文献中の2本目、Vuilleminさんの論文冒頭を見ると、そのPeanoのDefinitions of Abstractionが紹介されている。 そこで以下にそ…