目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 直訳が不正確な時、意訳が正確な時 終わりに はじめに さて、今回も L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で楽しんでみましょう。 今日は有名…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 偶感 終わりに はじめに この前は L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen の65節をドイツ語原文で読んでみました。今日はその続きの66節を読んでみましょう。…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 終わりに はじめに 今回も L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で楽しんでみましょう。 「家族的類似性」という言葉が『探究』の中では有名…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 『探究』の言語観とは? 終わりに はじめに 今回もまた L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で楽しんでみます。 前回は、「言語ゲーム」とい…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 セクション 7 の構成について 終わりに 追記 はじめに 前回に続き、L. Wittgenstein の Philosophische Untersuchungen をドイツ語原文で味わってみます。 上記の書『哲学…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳/私訳 平凡社版 岩波版 講談社版 終わりに はじめに ここのところ Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft のドイツ語原文 (とその仏訳) を読んできましたが、ちょっと疲れるので、趣向を変え、以前…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 フランス語訳 フランス語文法事項 直訳 はじめに 前回は一度休憩が入りました。今回は前々回に引き続き、Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft の第二版をドイツ語原文で読んでみます。前…
今月は次の文献を購入しました。 ・みすず書房編 『読書アンケート 2023』、みすず書房、2024年。 これはみすず書房が出していた月刊『みすず』の新年1・2月合併号をリニューアルしたものです。読書アンケート特集が載っているこの合併号は毎年楽しく拝見さ…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 フランス語訳 フランス語文法事項 直訳 はじめに 「アプリオリ」、「アポステリオリ」 の区別について、Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft をドイツ語原文で読んでみる続きです。第ニ版…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 フランス語訳 フランス語文法事項 直訳 はじめに 数か月ぶりになりますが、今回もやはり Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft をドイツ語原文で読んでみます。本日は有名な「アプリオリ」…
今日もちょっと一服するため、少し前に読んだ本の感想を記します。その本とは次です。 ・ 嘉戸一将 『法の近代 権力と暴力をわかつもの』、岩波新書、岩波書店、2023年。 嘉戸先生のこのご高著は大変重要な話題を扱っておられたので、私はさっそく購入させて…
目次 はじめに アウシュビッツのあとで、神は存在するか? 神は薄情者なのか? 神が望んでおられること おわりに はじめに 先日来、ハイデガー哲学の入門書を読み、それに関連して、ナチ・ドイツの歴史やヒトラーの伝記、それにユダヤ関係の本などを読んでい…
前回と前々回はハイデガーとナチズムの関係を見てみました、その流れの中で興味深い小話を見かけましたので、今回はそれを引用してみましょう。次にその小話が載っています。 ・ 芝健介 『ヒトラー 虚像の独裁者』、岩波新書、岩波書店、2021年、329-330ペー…
目次 はじめに タイミングの問題? 政治と哲学の混同? 恥 = 謝罪? 謝罪の拒否 終わりに はじめに このあいだ、次の本を購入し、拝見させていただきました。 ・ 轟孝夫 『ハイデガーの哲学 『存在と時間』から後期の思索まで』、講談社現代新書、講談社、20…
目次 はじめに 言葉の解釈について はじめに 先日、何気なく以下の本を購入し、拝読させていただきました。 ・ 轟孝夫 『ハイデガーの哲学 『存在と時間』から後期の思索まで』、講談社現代新書、講談社、2023年。 この本を、全部ではないですが、ほぼ読みま…
目次 はじめに 答え合わせ 第三問に関する先生の見解 第三問解答の整合的解釈 「根本的な問題の察知」について 最後に はじめに 前回は ・広瀬巌 「大学入試って何を試したいの?(上)」、『図書』、岩波書店、2023年5月号、 に載っていたオックスフォード大…
目次 はじめに 問題設定 第一問 爆発を回避せよ 第二問 ダイヤモンドを手に入れよう (第一弾) 第三問 ダイヤモンドを手に入れよう (第二弾) 解答について 第一問解答 第二問解答 第三問解答 おまけ 第四問 爆発を回避せよ (第二弾) 第四問解答 はじめに 先日…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 直訳と岩波訳の不明点について 意訳 はじめに 今日も再び Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft をドイツ語原文で読んでみましょう。今回は「アリストテレスの論理学は進歩していない」と…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 私訳 岩波訳 岩波訳と私訳との相違点 設問 はじめに 前々回に引き続き、今日も Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft をドイツ語原文で読んでみましょう。今回は第ニ版 (1787年) の序文 (Vorrede) の中…
今年も次の小さな雑誌を購入させていただきました。 ・『みすず』、読書アンケート特集、みすず書房、2023年1・2月合併号。 様々な方が、去年読まれた文献で、印象に残ったものの感想を述べておられます。 僭越ながら、私にとって印象に残った文献を以下に上…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 私の誤訳と岩波文庫の正訳 フランス語訳 フランス語文法事項 直訳 はじめに 今日も Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft のよく知られた文をドイツ語原文で味わってみましょう。今回は第…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 直訳と岩波訳との相違点 フランス語訳 フランス語文法事項 直訳 解説 はじめに 今日は Immanuel Kant の Kritik der reinen Vernenft に見られる有名な文章をドイツ語原文で読んで、味わってみまし…
語学の細かくて長い話が続いていますので、ここで息抜きに、小話を一つ。 日本の猫は、一匹につき、一本のしっぽを持っていますが、ドイツの猫は、一匹につき、三本のしっぽを持っていることが証明できます。 あるいは言い換えると、日本の猫は、一匹につき…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 直訳と岩波訳との相違点 フランス語訳 フランス語文法事項 直訳 個人的感想 はじめに 今日も前と同じように Epictetus の Encheiridion (要録/提要) を Carl Hilty の独訳で読みます。例えが面白く…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 直訳と岩波訳との相違点 フランス語訳 フランス語文法事項 直訳 個人的感想 はじめに 今回も前回同様、Epictetus の Encheiridion (要録/提要) を Carl Hilty の独訳で読んでみましょう。私の気に…
目次 はじめに ドイツ語原文 ドイツ語文法事項 直訳 岩波訳 直訳と岩波訳との相違点など フランス語訳 フランス語文法事項 直訳 第一節の内容に対する感想 はじめに ここ数年、私はひどい逆境に置かれています。そのため、書物に心の支えを求めることがある…
目次 はじめに フランス現代思想の模範的な読み方 フランス現代思想の読み方の実践例 個人的な疑問 終わりに はじめに ここのところ、語学的な話ばかりが続いておりましたので、一回息抜きを入れます。 私にとって、フランス現代思想はとても難しいです。そ…
目次 はじめに フランス語原文 フランス語文法事項 直訳 河野先生訳 (K) 伊藤先生訳 (I) 南條先生訳 (N) 各訳の主な相違点 総評 個人的感想 はじめに さて、前回と前々回に続き、今回も Henri Poincaré の『科学と仮説』の邦訳三種類と私訳である直訳を比較…
目次 はじめに フランス語原文 フランス語文法事項 直訳 河野先生訳 (K) 伊藤先生訳 (I) 南條先生訳 (N) 各訳の主な相違点 総評 はじめに 今回も前回の続きとして、Henri Poincaré の『科学と仮説』邦訳三種類と私による直訳を比較してみようと思います。 以…
目次 はじめに フランス語原文 フランス語文法事項 直訳 河野訳 伊藤訳 南條訳 各訳の主な相違点 総評 附記 発見の文脈と正当化の文脈 はじめに 最近、相次いで Henri Poincaré の『科学と仮説』の邦訳が出版されました。次の二つがそれです。 ・ ポアンカレ…