Goedel
カフェでつらつら読書しようかと思ったが、寒い。あまり集中できない。ぱらぱらと頼りなげに以下を拾い読む。 田中一之 「序 不完全性定理とその背景」、田中一之編、『ゲーデルと20世紀の論理学3 不完全性定理と算術の体系』、東京大学出版会、2007年 Rober…
当地の都市史の本を読む。ある寄せ場の歴史について。そして以下の文献の前半を読む。 金子洋之 「ゲーデルと直観主義」、『現代思想 2007年2月臨時増刊号 総特集=ゲーデル』、青土社、2007年 印象に残った点。 この文献を読むまで知らなかったのだが、Gode…
カフェでR. Charlesのバラードを聴きながら当地の都市史の本と、以下の文献を読む。 戸田山和久 「「ゲーデルの数学的プラトニズム」とは何か」、『現代思想 2007年2月臨時増刊号 総特集=ゲーデル』、青土社、2007年 面白かった。 数学のplatonismにおけるG…
本日以下の本の文庫版後書きを読んでいると面白い話が載っていた。 森毅 『現代の古典解析 ─微積分基礎課程』、ちくま学芸文庫Math & Science、筑摩書房、2006年 廣瀬健先生がGodelの最初の論文を読んだとき、粗雑な感じがしたそうで、そんな粗雑な論文が雑…
Mark van Atten “Two Draft Letters from Gödel on Self-knowledge of Reason”, in: Philosophia Mathematica, vol. 14, no. 2, 2006 260ページにこうある。 Godel was an enthusiastic reader of idealistic philosophy, in particular of German idealism …
K. ゲーデル 『不完全性定理』、林晋、八杉満利子訳、岩波文庫、岩波書店、2006年 の解説を、Godelの不完全性定理論文が現われるところまで読む。そこで「意外だな、知らなかったな」と感じた文を以下に引用する。コメントは最小限にする。 1922年に[発表さ…
K. ゲーデル 『不完全性定理』、林晋、八杉満利子訳、岩波文庫、岩波書店、2006年 の解説をいくらか読む。するととてもささいなことだが、?と思うことがあったので調べてみる。それは以下のようなこと。 136ページ、註41に次のようにある。 ゲーデルの[いわ…
Mark van Atten “On Gödel's awareness of Skolem's Helsinki lecture,” in: History and Philosophy of Logic, Volume 26, Number 4 / November 2005 Godelが彼の完全性定理を証明する前に、実はSkolemの1922年(あるいは1923年)の論文を読んでいたのであり…
本日入手した文献 Donald Gillies ‘Karl Menger as a Philosopher’ は以下の本のReview Articleです。 Karl Menger Selected Papers in Logic and Foundations, Didactics, Economics (1979) Karl MengerはGodelの先生にして、先輩(確かあの限界効用のCarl M…