独和辞典とドイツ語文法書

大してドイツ語もできないのに無謀にもドイツ語文法の解説などを私はここでしておりますが、ちゃんと根拠があって解説しているのか、不安を感じていたり、疑念を抱いている方もおられると思います。

そこでこの際、私がどんな文献に基づいて文法の解説をしているのか、その文献名を挙げ、皆さまの不安と疑念が少しでも緩和されるよう努めてみたいと思います。

その文献名を挙げる前に、私がドイツ語文法の初歩を教えられた本から、まず名を記します。

 

ドイツ語文法の初歩を学んだ入門書

・ 関口存男、『新版 関口・初等ドイツ語講座 上巻』、三修社、2005年、

・ 関口存男、『新版 関口・初等ドイツ語講座 中巻』、三修社、2005年、

・ 関口存男、『新版 関口・初等ドイツ語講座 下巻』、三修社、2005年。

これらを読む前から、これ以外のドイツ語の入門書に親しんではいたのですが、この関口先生の本で力が何段階も飛躍したと感じています。

さて、それでは私がいつも使っている辞典と文法書の名前を挙げます。

 

普段よく使う独和辞典

・ 在間進編、『アクセス独和辞典』、第三版、三修社、2010年、

・ 新田春夫編、『クラウン独和辞典』、第五版、三省堂、2013年、

・ 相良守峯編、『独和中辞典』、研究社、1996年、

・ 岩崎英二郎他編、『独和大辞典』、第二版、コンパクト版、小学館、1999年、

・ 相良守峯編、『大独和辞典』、博友社、1958年、

・ 岩崎英二郎小野寺和夫編、『ドイツ語不変化詞辞典』、新装版、白水社、2008年。

 

文法でわからないことがあるとよく開く文法書

・ 桜井和市、『改訂 ドイツ広文典』、第三書房、1968年、

・ 関口存男、『ドイツ文法 接続法の詳細』、三修社、2000年、

・ 常木実、『接続法 その理論と応用』、郁文堂、1960年。

これらはどれもすべてのページに渡って辞書を引き引き読み通しました。

 

取り組んだ独文解釈書

また、この他に全部読み通した独文解釈書も記しておきます。実際に読んだ順に掲示します。

・ 有田潤、『文法復習 やさしい独文解釈』、三修社、1995年、

・ 阿部賀隆、『独文解釈の研究』、郁文堂、1961年、

・ 横山靖、『独文解釈の秘訣 I』、郁文堂、1978年、

・ 横山靖、『独文解釈の秘訣 II 』、郁文堂、1978年、

・ 小柳篤二、『新しい独文解釈法』、大学書林、1960年、

・ 郁文堂編集部、『ドイツ語中級問題100選』、郁文堂、 1967年、

・ 郁文堂編集部、『続ドイツ語中級問題100選』、郁文堂、1970年。

 

これら以外にもあれこれとドイツ語文法書や辞書を購入し、あちこち拾い読みしたり、調べ物をしたりしています。一々全部名前を挙げると煩瑣になりますので、これ以上はいたしません。それらの名前はこのブログ内でそのつど記していますので、それでわかると思います。

 

というわけで、上記の文法書や辞書、独文解釈の書に基づいて、そしてまた時には他の書物に基づいて、私はここでドイツ語文法の解説をしております。ですので、文法の説明に関し、まったくでたらめなことを書いているつもりではありません。とはいえ、私が何か誤解したまま説明していることもあるかもしれず、勘違いしていたり、早とちりしたまま説明していることもあるかもしれません。そのようでしたらごめんなさい。改善に努めます。

 

以上、参考までに、私が主として依拠しているドイツ語の書籍を記してみました。今後もここで私はドイツ語の文法を説明すると思いますが、その時は本日記した書籍などなどに基づいて説明しているものとお考えください。そうすれば、私の文法説明に対する不信の念も、ちょっとは、そしてちょっとだけかもしれませんが、いくぶん減ぜられると推測します。では今日はこれで終わりにします。