以下の文献を見ていると
- G.Frege Conceptual Notation and Related Articles, Translated and Edited with a Bibliography and Introduction by Terrell Ward Bynum, Oxford, Clarendon Press, 1972, reprinted 2002
BynumさんのIntro.によれば、FregeはあのLukasiewiczに会ったことがあるそうである。知らなかった。ちょっと驚き。FregeがWittgensteinなんかに会っていたというのはよく知られていることだけれども、Lukasiewiczにも会っていたのか？ それはいつどこでのことだろう？ そしてそのときに二人は何の話をしたのだろう？ LukasiewiczがMeinongの授業に出ていたという話を読んだ時もちょっとびっくりしたけれど、それはGrazでのことだったから、その行き帰りにでも会っていたのだろうか？ Fregeという人は出歩かないたちの人なので、会ったとすれば多分LukasiewiczがFregeに会いに行ったのだと思われます。まったくの想像ですけれど。ちなみにBynumさんの文章は以下の通り。
He[=Frege] met Lukasiewicz, Wittgenstein, and Vailati(and, no doubt, many others)*1.
これだけの短い文なので詳細はわからない。Wolenskiさんもどこかでこの話をしているのだろうか？ う〜む…。
*1:cf. p. 7.
