書店で何気なく次の新刊を手に取る。
- R・ウィルソン、J・グレイ編 『数学を語ろう! 2 代数・数論・数学史篇 季刊『マセマティカル・インテリジェンサー』選集』、三宅克哉訳、シュプリンガー・フェアラーク東京、2006年
これはThe Mathematical Intelligencerから、興味深い文章を集め翻訳したもので次のような2本が訳されていた。
- J. Dawson, Jr. 「鮮明なるクルト・ゲーデル像」
- D. van Dalen 「蛙と鼠の合戦,あるいは「マテマティシェ・アナーレン」の危機」
後者はそのうち読んでみたいなと思っていた1本である。Hilbert vs. Brouwerが描かれている。表舞台での学問的対決というよりも、テーブルの下での足のけり合いか? しかし日本語になってちょうどいい。申し訳ないが図書館なんかに入ったらcopyして読ませていただきます。もう少し本の価格が押さえられていたら買うのだが…、いやもしかして買ってしまうかもしれないな、しかし今はわからない…。