入手予定文献

今日、大学生協書籍部に寄ると以下の新刊が出ている。

お財布にお金がなかった…。後日買うことにしよう。


PS.
昨晩、論理学の基本的な概念を学ぶため、J.R. Schoenfield、梅沢敏郎両先生のlogicの教科書を拾い読みしようかと思っていたが、本棚を探っていると、以下の本を見つける。

  • Robert Rogers  Mathematical Logic and Formalized Theories: A Survey of Basic Concepts and Results, North-Holland, 1971

すっかりこの本があることを忘れてた。
この本のことについては、ほとんど皆無と言ってよいほど誰も触れませんが、論理学の色々な概念について大変やさしく書かれた本です。
命題論理、1階の述語論理、2階の述語論理、自然数論、実数論、公理的集合論、不完全性、非決定性などについて、できる限り予備知識なしで書かれています。これは普通の教科書と違い、練習問題をたくさんつけて学習するという本ではありません。著者も述べているようにsurveyで、エンピツを持たないでも、いわば順番に読み下せる本となっています。論理学の概念を身につけるというより、それがそもそも何であるかを取り合えず知るための本です。そういう意味でとても読みやすい。
ずっと前に図書室の書庫で棚をなめ回していたときに見つけて「こんな本があったんだ」って驚いた。なぜ誰もこの本に言及しないのだろう? D. MonkとR. Montagueがこの本の草稿に目を通されているみたいだが…。
で、この本を読んでいるうちに昨晩も電気をつけたまま寝てしまった。やれやれ…。