軽く読書

街中のカフェでJ.R. Schoenfield、梅沢敏郎、Robert Rogers各氏の教科書を拾い読む。う〜む、ピンとこない…。まぁ、そのうちわかるだろう。


PS.
その1.
以下の新刊を書店で見る。

すると‘Frege’という項目が立てられているのがわかる。たぶんこの版になって初めてのことではなかろうか。前の3版では‘Frege’という項目が独立に立てられていたことはなかった。めでたいことなのだと思われる。
記述内容は割と簡単なものである。ただFregeは学生の頃から群論に興味を持っていて、その話題を『基本法則』で扱っている、と書かれている。それは知らなかった。Fregeの修行時代の文献は読んだことがないし、『基本法則』も部分的に拾い読みしただけだから。


その2.
朝日新聞HPのアサヒ・コムBOOKにおける次の記事を読む。

興味深い。
思うのだが、村上さん訳のタイトル『ロング・グッドバイ』は、何とかならないのでしょうか? ‘Long Goodbye’を「ロング・グッドバイ」とされると、気が抜けるというか、調子が狂うというか…。例えば‘Thank You’を「サンク・ユー」、‘Get up’を「ゲット・アップ」とかされるような感じです…。
村上さんに基本的にいつも好感を抱いている者として、こんなふうにからい点をつけるのはつらいのですが。