• Gottlob Frege  Posthumous Writings, edited by Hans Hermes, Friedrich Kambartel, Friedrich Kaulbach, with the assistance of Gottfried Gabriel and Walburga Rodding, translated by Peter Long, Roger White, with the assistance of Raymond Hargreaves, Blackwell, 1981, on demand.
  • ジョージ・バークリ  『人知原理論』、大槻春彦訳、岩波文庫岩波書店、1958年
  • 岩波文庫編集部  『図書』、臨時増刊 岩波文庫創刊80年記念 私の三冊、第697号、2007年4月

上記Frege本は遺稿の英訳paper版。Hardでちらちら読んだことがある。On demandで入手可能とは最近まで知らなかった。注文するとすぐに届く。2週間かそこらできた感じ。On demandってもっと時間かかることあるんだけどよかった。装丁もon demandの割にはずいぶんきれい。満足。

バークリ本はA Treatise Concerning the Principles of Human Knowledgeの翻訳。またEsse is percipiについて後日メモることができればと思う。

『図書』では心に残る、あるいはおすすめの岩波文庫3冊を各界の方々が紹介しておられます。

僕が「めっぽうおもしろい!」って思ったのは、『福翁自伝』と『吾輩は猫である』です。特に前者は笑い声上げながら読んでいました。岩波の青帯で笑い声上げて読める本って他にはほとんど皆無ではないでしょうか? 実に痛快・愉快だった。ある短期のバイト先のお昼休みに部屋で読んでいたのだけれど、みんな静かに休んでいるなかで『福翁自伝』を読んでいて、笑い声を抑えるのに必死だった。『福翁…』と『我輩…』なら普段あまり本を読まない方にもおすすめしやすいと思う。でもまったく読まない方にはやっぱりきついかも。ほんとに読まないという方はたくさんいらっしゃるし。