• Peter Simons  “Determinacy of Abstract Objects: The Platonist's Dilemma”, in: Topoi, vol. 8, 1989
  • Ernst Schröder  “On Pasigraphy: Its Present State and the Pasigraphic Movement in Italy”, in: The Monist, vo. 9, no. 1, 1898
  • Michael Detlefsen  “The Kantian Character of Hilbert's Formalism”, in Johannes Czermak Hrsg., Philosophie der Mathematik / Philosophy of Mathmatics, Akten des 15. Internationalen Wittgensten-Symposiums I, 16. bis 23. August 1992, Kirchberg am Wechsel (Österreich) / Proceedings of the 15th International Wittgenstein-Symposium I, 16th to 23rd August 1992, Kirchberg am Wechsel (Austria), Hölder-Pichler-Tempsky, Schriftenreihe der Wittgenstein-Gesellschaft, Bd. 20, 1993
  • Alvin Goldman  “What is Justified Belief?”, in George S. Pappas ed., Justification and Knowledge: New Studies in Epistemology, D. Reidel Pub., Philosophical Studies Series in Philosophy, vol. 17, 1979
  • W. V. Quine  “VII Semantic Agreement”, in his From Stimulus to Science, Harvard University Press, 1995
  • 山内志朗  『普遍論争 近代の源流としての』、平凡社ライブラリー 630、平凡社、2008年
  • 中村秀吉  『パラドックス 論理分析への招待』、中公新書 297、中央公論新社、1972年


Schröderを英語で読める文献はあまりないものと思われる。上記のSchröder論文はそのような珍しい1本。この論文は確か本としても入手可能である。多分on demand版か何かである。なおこれにはcorrigendaがあるのだが、今日は入手し忘れた。また確保する。
昨日もGoldmanの論文を入手した。昨日のは再収監だが本日のは初収監。どちらも彼の二大古典論文。
Quineの文献については、彼の有名なmaxim‘No entity without identity’がFrom Stimulus to Scienceに出てくるかどうかを確認するためにひも解いてみる。するとQuine family HP情報通り、この本の75ページに件のmaximが出てくる。そのような訳で、このmaximが出てくるchapterを入手。この件に関しては本年1月8日の日記を参照。Quine family HPではQuineのmaxim‘No entity without identity’が彼の本の三ヶ所で出てくると書かれているが、以上により正確には四ヶ所であることが判明した。
山内先生の本は読みました。多くの方がそうでしょうが、私も読みました。大変面白かった。哲学史というものはまだまだ不十分であり、大幅に書き換えられねばならないのだとこの本で教えていただきました。それとこの本の様々な書誌情報は大変参考になりました。この本を通して色々な文献にアクセスしたり購入したりしました。Franciscan InstituteのPublicationsをいくつか購入したりもしていました。P. V. Spadeさんの概説をノートを取りながら勉強したりもしたし、Arabic Logicも初歩的部分を勉強したりした。Kretzmann, Kenny, Pinborgの例の概説論文集を買ったり、The Cambridge Translations of Medieval Philosophical Texts, vol. 1, Logic and the Philosophy of Languageを買い込んだりしていた。N. RescherさんのArabic Logicの論文集を、悪いが何冊もまるまるcopyしたりもしていた。山内先生の本自身は実はお金がなくて購入していなくて、巻末の人名事典をcopyして自分で製本して利用させていただいておりました。いずれにせよ先生の本からは色々触発されました。まぁ、我ながらわかりもせずによくあれこれ調べたり買い込んだりしていたもんだ。自分であきれます。
中村先生の本も購入せずに図書館で読んだりしていたのですが、今さらながら購入しておきます。