読書

上記昨日入手文献のSzabo論文、伊東論文を読む。
Szaboさんの文は、Euclid's Elementsの生成史に関する自身の主張をコンパクトに解説したもの。短い論文で、平易な英語であり、論旨明解なため、わかりやすくすぐ読める。
Szaboさんの主著は和訳されているが、ちょっと分厚めの本であり、通りすがりの門外漢には読むのが少々面倒である*1。それに対しこのSzabo論文は本人による解説でもあり、また講演記録を元にした論文で必ずしも数学史家だけを相手とした講演ではないこともあって、読みやすく大変簡便である。
伊東論文はSzaboさんの主張をとても要領よくまとめておられます。こちらも大変便利。わかりやすいのでやはりすぐ読める。


可能であるならばこの日記で、今触れたSzabo, 伊東論文(と、村田全先生の文章)を元に、Szabo説を極々簡略にまとめて記しておきたいと思う。
可能であるならばの話ではあるが…。


PS
上記入手文献中、新井先生の文はnetで入手可能である。

*1:面倒だなんて言っていてはいけないのでしょうが…。