• L. Gormally et al.  “Bibliography of Works by G. E. M. Anscombe,” Fifth version, April 2009

何やら立派そうな Biblio. なので入手させていただきました。


PS.

今日、Thomas のある著作の英訳を目の前にしていた時、ラテン語ギリシャ語のできる某先生に、何気なく Thomas のラテン語はわかりやすいのですか、と聞いてみた。ちなみに私はまったくラテン語が読めない。

を見てみると、川添先生、花井先生とも、Thomas のラテン語はわかりやすいとの趣旨の話をされておられる。
お尋ねした先生は、「わかりやすいです」と即お返事され、聞いてみると、例えば Augustine などと比べて、全然違うそうである。
語彙の数、慣用的な表現パターン、文学的修辞の少なさ、近代語に近い文構造などなど、全然わかりやすいみたいである。
Augustine などは、考え付く端から書き下していく感じで、読みにくいらしい。
私はまったく知らなかったのですが、どうやら Thomas のラテン語はやさしいというのは、周知のことのようですね。私は全然知りませんでした。
ただし、その某先生も繰り返しおっしゃっておられましたが、Thomas の文を読むのは比較的やさしいが、内容が内容なので、ちゃんと理解するのはものすごく難しいのだそうである。哲学や神学ですから、確かにそれはそうかもしれない。


ちなみに、以上の話は私が理解できた限りのことを書いているので、誤解しているかもしれません。もしも上記に何か間違いが含まれていましたら、それは他ならぬ私の責任です。
おやすみなさい。