2006-03-24 読書 スターバックスで G. フレーゲ 「否定」、野本和幸他編、『フレーゲ著作集4 哲学論集』、勁草書房、1999年 を久し振りに読み返す。あまり細部を気にぜず、取り上げられているテーマ・トピックスとそれらの方向性を確認する。ふむふむ。新カント派を少し調べているので、その流れに乗って読むと以前読んだときとは少々違った印象を受け、着目点も前とは異なったものとなる。興味深い。この論文はFregeの思想(Gedanke)と判断というものに関して論究している論文ですね、一言で言うならば。一種の判断論であると思われます。とすると新カント派みたいな感じがしてきますね。