American Pragmatism

3月12日の日記で、ある方からAmerican Pragmatismでおすすめの洋書を教えてほしいと頼まれた旨を記した。
しかし単におすすめの洋書のtitleを並べるだけでは芸がない。
各titleを提示する前に、そもそもpragmatismとはどのような考え方を指すのかを紹介した方が親切だろう。
その上で各種Pragmatism関連のtitleを提示してあげた方がお役に立てると思う。
そこでpragmatismを復習するために、今日はpragmatismを解説したいくつかの文を走り読む。
そして手短かつ大づかみにAmerican Pragmatismの特徴を書き出してまとめてみた。
以下にAmerican Pragmatismの鍵となるphraseを列挙しておく。

    1. 思弁・神秘よりも経験を重視
    2. 理性・精神よりも行為・行動を重視
    3. 思索よりも実験・実地の試行錯誤を重視
    4. 神学・形而上学よりも科学を重視


この他にもいくつか考えられよう。
また、各々のpragmatistによってもpragmatismの理解は異なるだろう。
どのpragmatistにも上記のphraseがすべて当てはまるとは限らないかもしれない。
これらは非常に大雑把で不充分な特徴付けに過ぎない。
ただ今回は極簡単な紹介をなすだけなので、pragmatismの厳密で詳細な定式化は差し当たり必要とされてはいない。
まずは極めて大まかな感触を提示するのみで充分である。
そのような訳で、本日は上記の各phraseを敷衍するようなAmerican Pragmatismの紹介文を自分なりに書いてみた。
そこにはAmerican Pragmatismに対するC. Darwinの進化論の影響も記しておいた。
明日はその文にもう少し手を入れて書き足し、書き直したい。その必要がある。


おやすみなさい。