読書: 包括原理再考の重要性

以下を読み返す。

  • 岡本賢吾  「ラッセルのパラドクスと包括原理の問題」、『現代思想』、青土社、1997年8月号
  • 同上    「「純正なパラドクス」は、なぜパラドクスか」、『春秋』、春秋社、410号、1999年


岡本先生がなされている包括原理の再考察は、どのような点で有意義であるのかを、考え直してみる。
私にはそれが少なくとも三つの点で有意義だろうと考える*1

    1. 哲学一般に対して持つ重要性
    2. 集合論の哲学に対して持つ重要性
    3. Frege研究に対して持つ重要性


私個人としては三つめが最もexcitingに感じれます。
これらの重要性それぞれをもう少し詳論したいところですが、時間も体力も能力もないので、今のところはまたにします。

ものすごく眠いので、もう寝ます。
おやすみなさい。

*1:先生ご自身も、こらら三つの点を、その有意義性として数えられるのではないかと推測する。あるいは更に四つ、五つ、と数え出されるかもしれないが。