• 佐藤暁  「B.ラッセル「曖昧性」 M.ブラック「曖昧性: 論理的分析における課題」」、『哲学研究論集』、東京大学大学院人文社会系研究科哲学研究室、第2号、2005年
  • 長田怜  「カリーのパラドクスと双真理説」、『哲学研究論集』、東京大学大学院人文社会系研究科哲学研究室、第4号、2007年
  • 野内玲  「ウィトゲンシュタインの治療的戦略 −『論理哲学論考』をどう解釈するか−」、『中部哲学会年報』、中部哲学会、第37号、2006年


一番目のものではよく知られた論文の要約を与え、かつ概要を提示しています。
二番目の「双真理説」とは、Dialetheism の訳。Dialetheist が Curry's Paradox にどう対応しているかが分析されています。Curry's Paradox に興味があったので、入手させていただきました。
三番目はいわゆる therapeutic reading の日本語による論考。日本語による考察は珍しいと思うので、入手させていただきました。