• Dov M. Gabbay and John Woods ed.  Logic from Russell to Church, Elsevier, Handbook of the History of Logic, vol. 5, 2009
  • Louis Couturat  La logique de Leibniz: D'après des documents inédits, Georg Olms, 1985 (First Published in 1901)
  • E. J. Lowe  More Kinds of Being: A Further Study of Individuation, Identity, and the Logic of Sortal Terms, Wiley-Blackwell, Due in December 2009


1本目はかなり高めの本。しかし私は買います。この series はすべて買い揃えたいとさえ思っています。この series が何年も前に計画されていた段階で、既にすべて買いたいと無謀にも考えていました。幸か不幸か計画段階の案からは、かなり予定巻数を減らすことで刊行が開始されたので、全部揃えるのも無理をすればできなくもないです。Handbook of Philosophical Logic, 2nd ed. は、さすがに買い揃えることはできないけれど、この Handbook of the History of Logic なら無理すればできるかも。ただし、ちょっと、あるいはかなり無理することになりますが…。いずれにせよ今回の vol. 5 は興味深い論考がたくさん入っているので買っておくに若くはないです。本文中では次の方々の logic が解説されています。Russell, Meinong, Brouwer/Heyting, Skolem, Herbrand, Wittgenstein, Lesniewski, Hilbert, Gödel, Tarski, Post, Gentzen, Church/Curry など。


2本目は、Leibniz の logic の論理学史上の位置付けを考える際にしばしば参照される本だと思います。ずっと前に書店の本棚に並んでいたのを買おうかと思ったのですが、隣にあった B. Mates の Leibniz 本に目が行き、そちらだけ買ってしばらくしたら、棚から Couturat 本はなくなっていました。それ以降ちょっと残念な気持ちで今日に到るまで生きて来たのですが、この Couturat 本の hard 版 reprint ならまだ新刊で手に入るとわかり、本日注文した次第。


3本目については2009年9月4日の日記を参照。