書籍

  • Otto Neurath  International Picture Language: The First Rules of Isotype, Kegan Paul, Psyche Miniatures, General Series, no. 83, 1936
  • 中原道喜  『誤訳の常識』、聖文新社、2012年

Neurath の本は CiNii Books によると、全国で6-7校しか所蔵していない。旧帝大で所蔵しているのは九州大学のみ。Amazon jp では古書で10万円から40万円以上の値。しかし、net で探すと無料で全文入手できるようになっています。Pictogram に関する本で、多数の絵文字が掲載されており、哲学者向けではないと思われますが、designer には少し喜ばれる本かも知れません。

中原先生の本は英文解釈の本で、『誤訳の構造』、『誤訳の典型』 に続く三部作完結編。この最終巻だけ持っていなかったので購入。


英語論文

  • Wolfgang Künne  ''Frege on Truths, Truth and the True,'' in: Studia Philosophica Estonica, vol. 1.1, Special Issue ''Truth'' (Part I), 2008

Yugoslavia 系の journal から。ここのところ Yugoskavia 発の英語版 journal は何だか目に付くような気がします。


邦語論文類

  • 田中一之  「論理における分類」、『数理科学』、2013年10月号、604号
  • 小林純  「ヴィーンのオットー・ノイラート 一九二〇年代の実践活動」、『ドイツ経済思想史論集 I』、唯学書房、2012年 (初出1998年)
  • フランツ・ローゼンツヴァイク  「新しい思考 『救済の星』に対するいくつかの補足的な覚書」、合田正人佐藤貴史訳、『思想』、2008年第10号 No.1014

田中先生の論考の前半は伝統的論理学の話で、後半は逆数学の話。

小林先生の論文は、本日の日記、以下の項目中で言及しています。

Rosenzweig には少し興味がありますので、この有名な論考を入手。