昨日は以下を入手。
これを読んで興味を感じた点を二つ。
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- Hegelの『精神現象学』については、長年に渡る綿密な研究が、とても地味ではあるけれど、一歩一歩進んでいるようである。各節の詳細な註釈はもちろん、各文章単位での註釈を付けようという試みが始まるようである。すごく細かい。思うに、我らがFregeに関しても、今後長い年月をかけて、Begriffsschrift, Grundlagen, Grundgesetzeだけでも、一文一文註解を付けていくという、地味だがぜひとも必要な作業が要求されるであろう。Fregeについて、今時はやりの研究に飛びつくのもいいけれど、『精神現象学』の研究を見ていると、FregeもHegelなみに長期的spanでもって地道な研究をなしていかなければならないと感じた。但しこう言っている私には無理なんですけれど…。