1920年代ドイツのワイマル文化は短くも閃光のように輝き,今日もその残像は消えない.その瞠目すべき思想・芸術の多産性は,20世紀の問題のほとんどを提起し,「現代思想のるつぼ」となって沸騰した.そこに行き交うさまざまな人間像を具体的なエピソードで切り結び,20世紀思想の地層を発掘する思想史的エッセイ.

昨日購入した上山安敏、『神話と科学 ヨーロッパ知識社会 世紀末〜20世紀』と同じところ、同じ時代を扱っている本。若きCarnap達の生きた時代を学ぶために入手。