洋文献論文

  • Kevin Klement  ''Early Russell on Types and Plurals,'' in: Journal for the History of Analytical Philosophy, vol. 2, no. 6, 2014


和書

前者はかなり珍しい話題を扱った単行本だと推測します。日本語によるこの手の話題を丸々一冊扱った本で、しかも解説書の類いは貴重かもしれないと感じられます。新プラトン主義に特段興味があるというわけではないですが、古代の哲学に関する文献を見ているとたびたび目にする主義でありますし、私自身は漠然としたイメージしかこの主義には持っていなかったので、ちょっと勉強のために購入。まぁ、すぐに勉強を始めるのではないですが…。
後者は、古書店で見かけて購入。見かけたら買って少し読んでみようと以前から思っていました。ちらっと見た感じでは、京都学派の戦争責任または戦争協力の姿勢を、幾分免責しようと試みておられるようです。その試みが成功しているのか否かは、まだ読んでいないのでわかりません。


和雑誌

この雑誌には次の、解説を含んだ書評が載っていたので購入しました。

  • 渕野昌  「[書評] Akihiro Kanamori: The Higher Infinite - Large Cardubals in Set Theory from Their Beginnings, Corr. 2nd ed.」

ただし、私には、力不足のため、この解説的書評を読んでもわからないと思います。しかし、この手の話題に関して、なんにも知らないというより少しはましかもしれないと思って購入しておきました。なんにも知らないよりはましかもしれませんが、それでもほとんどなんにも知らないことに変わりはない程度にしかならないと思いますが…。